フィルムスキャナと自家現像
一般的なお店で現像に出すと一回600円から700円かかる。L版同時プリントもするとプラス1,000円だ。
ランニングコストには目を瞑る訳にもいかず辿り着くのは自家現像とフィルムスキャン。
モノクロに限るってしまうが自家現像の敷居は思ったほど高くなく、ダークバックさえ用意すれば暗室は要らない。
調べるまで知らなかったが印画紙にプリントしない限り暗室は必要じゃないんだな。
自家現像一式揃えるのに2万円程度、一度揃えれば適宜薬品を買い足せばほぼ無限に現像できる。
初期投資の2万円をお店現像代で割ると大体30回ほど現像できる計算だ。
しかも楽しい。
自宅にあるショボいプリンターで印刷すると一枚あたり数十円のコストだが……とここまで書いたところでこんな事はどうだっていいんだと思う。
俺はフィルムカメラで自分でピントを合わせマニュアル露出で撮影することが好きだ。
しかもそこから自分で現像し、自分で紙に焼く、またはスキャンしてプリントする。
なんて楽しそうなんだ。
物が欲しい、と言うよりは何もかもを自分で体験してみたい。
experience.
体験したい。
あのレンズを体験してみたい。